目尻のシワが気になっています。脂肪注入を検討しており、ネットでマイクロCRFを知りました。マイクロCRFにはどんな効果がありますか? またデメリットもあるのでしょうか?

マイクロCRFには、自然な仕上がりと、肌質改善効果が期待できます。

マイクロCRFとは

採取した脂肪から良質で微細な脂肪細胞のみに加工した脂肪のことです。脂肪幹細胞の濃度が高いのが特徴です。主に、繊細な目の周りや小ジワ、唇、涙袋などの注入材として適しています。

滑らかで自然な仕上がり

従来の脂肪の場合、脂肪細胞の大きさにばらつきがあるため、注入箇所がでこぼこになることがありました。一方、マイクロCRFは繊細な脂肪細胞なので、ジェルのように滑らかな質感です。肌馴染みが良いため、表面がでこぼこにならずに、自然な仕上がりが見込めます。

肌質改善効果も見込める

マイクロCRFに含まれる脂肪幹細胞は、コラーゲン産生能力が認められおり、成長因子が豊富に含まれています。それらは肌を活性化する働きがあるので、肌質の改善も期待できます。実際に1トーンアップしたという方もいらっしゃいます。

シワの改善と同時に肌質も改善されるのはまさに一石二鳥。お悩みの目尻のシワは当院でも大変人気な治療で、数多くの方が治療されています。

目尻のマイクロCRF注入 施術前/施術後
マイクロCRF注入の症例(目尻のシワ)
治療の
概要
マイクロCRF注入:皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入。
施術
費用
モニター料金:¥260,000〜550,000(税込¥286,000〜605,000)

モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【お顔の脂肪注入モニター募集】
▷【目の下のクマ・たるみ解消モニター募集】
▷【目の上のくぼみ治療のモニター募集】
副作用
リスク
脂肪吸引部位:疼痛、浮腫、内出血、色素沈着、熱傷、知覚障害、凸凹、たるみ、引き攣れなど。
脂肪注入部位:疼痛、腫れ、内出血など。 (※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。)

マイクロCRFのデメリット

注入量や注入箇所によってはダウンタイムがあります。脂肪注入した部分は、術後1週間程度、軽い腫れや内出血が出る場合があります。ただし、腫れるとしてもメイクやマスクでカバーできる範囲なのでご安心ください。なおメイクは施術の翌日から可能です。脂肪採取した部分は、術後軽い筋肉痛のような痛みが現れます。こちらも注入箇所と同様、1週間前後で回復してきます。

マイクロCRF注入後のダウンタイム(目の下の場合)

監修医師

木村 圭吾
THE CLINIC 広島院 院長木村 圭吾

25年間、心臓血管外科をはじめとする幅広い領域で経験を重ねてきた外科専門医。携わってきた手術件数は1万件を超え、がんの摘出、腎臓や肝臓の移植、外傷、内視鏡、救急など多岐にわたる。ゲストのご希望に技術力と安全性の高い施術で応えることをモットーに、診療にあたっている。

資格

  • 日本外科学会専門医
  • 日本呼吸器学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医

所属学会

  • 日本外科学会
  • 日本呼吸器外科学会
  • 日本呼吸器学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本癌学会
  • 日本内視鏡外科学会
  • 日本臨床外科学会