豊胸を考えているのですが、どの豊胸術にすべきかで悩んでいます。豊胸術ごとのメリット、デメリットを教えてください。

豊胸術は大きく分けるとシリコンバッグ豊胸、ヒアルロン酸豊胸、脂肪注入豊胸の3種類に分けられます。それぞれのメリット、デメリットをご紹介しましょう。

シリコンバッグ豊胸

メリット
  • 大幅なバストアップが可能(希望に応じて選択可能)
デメリット
  • 10年程度で交換する必要がある
  • 豊胸後トラブルが起こりやすい(バストの変形、カプセル拘縮、バッグの破損など)

大幅なバストアップが魅力のシリコンバッグ豊胸ですが、無理に大きなバッグを入れてしまうと、バッグの輪郭が皮膚にはっきりと出てしまい、不自然な見た目と硬い触感のバストになってしまうことがあります。
また、経年変化によるトラブルのために、当院へ修正相談に来られる方も少なくありません。カプセル拘縮やバッグの破損によって、バストの変形や痛み、腫れなどの症状が出ます。

シリコンバッグのカプセル拘縮/炎症/リップリング
シリコンバッグのトラブルによるバストの変形

当院でシリコンバッグ除去を行ったゲストの症例は、こちらからご覧いただけます。

ヒアルロン酸豊胸

メリット
  • 豊胸術の中では最も手頃な価格でバストアップが可能
デメリット
  • 効果の持続期間が短い(数カ月~数年程度)
  • 注入したヒアルロン酸がしこり化する可能性がある

ヒアルロン酸豊胸は手軽さが魅力です。値段が安価でダウンタイムもほとんどないため、幅広い人気があります。しかし持続期間が短く、繰り返し注入することを考えると、コストパフォーマンスが悪いです。また、しこりができる可能性もあるため、注意が必要です。

脂肪注入豊胸

メリット
  • 柔らかい触感の自然なバストアップが可能
デメリット
  • 脂肪採取が必要なため、術後は採取部位にもダウンタイムがある
  • 注入した脂肪がしこり化する可能性がある

豊胸術の中で最も生来のバストに近いかたちでの豊胸が可能な脂肪注入豊胸。自然さを大事にしたい人におすすめの豊胸術です。注入した脂肪がしこり化するリスクもありますが、良質な脂肪を正しい方法で注入することで、回避することができます。なお、当院では術前、術後にバストのエコー検査を実施し、しこりができていないかもしっかりチェックしています。

コンデンスリッチ豊胸 施術前/施術後
脂肪注入豊胸の症例
治療の
概要
コンデンスリッチ豊胸:太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する豊胸手術。ベイザー脂肪吸引を併用することで、より美しいボディラインに仕上がる。
施術
費用
モニター料金:¥880,000〜(税込¥968,000〜)

モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【美・バスト豊胸モニター募集】
副作用
リスク
脂肪吸引部位: 疼痛、浮腫、内出血、色素沈着、熱傷、知覚障害、凸凹、たるみ、引き攣れなど。
バスト: 疼痛、腫れ、内出血など。 (※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。)

監修医師

木村 圭吾
THE CLINIC 広島院 院長木村 圭吾

25年間、心臓血管外科をはじめとする幅広い領域で経験を重ねてきた外科専門医。携わってきた手術件数は1万件を超え、がんの摘出、腎臓や肝臓の移植、外傷、内視鏡、救急など多岐にわたる。ゲストのご希望に技術力と安全性の高い施術で応えることをモットーに、診療にあたっている。

資格

  • 日本外科学会専門医
  • 日本呼吸器学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医

所属学会

  • 日本外科学会
  • 日本呼吸器外科学会
  • 日本呼吸器学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本癌学会
  • 日本内視鏡外科学会
  • 日本臨床外科学会