たるみ気味の二の腕がコンプレックスで、脂肪溶解注射か脂肪吸引を受けたいと思っています。コスパを考えるなら、やはり脂肪溶解注射の方がいいのでしょうか?
当院では脂肪吸引をおすすめしています。
どちらがよりリーズナブルか?
脂肪溶解注射は治療費用が安価で、人気の高い痩身施術ですが、二の腕への使用はあまりおすすめできません。脂肪溶解注射(BNLS neo)は10ccの注入で1ccの脂肪が分解されます。二の腕の場合、片腕100cc程度の脂肪除去で痩身効果が実感できるため、脂肪溶解注射を両腕にすることを考えると、片腕だけでも1,000ccの注入が必要になるのです。BNLS neo注射は1ccあたりの費用は数千円ですが、痩身効果が出るまでやるとなると、かなり費用がかさんでしまいます。当院の脂肪吸引は両腕で¥270,000(税込 ¥297,000)なので、目に見える効果が出るところをゴールとした場合、実は脂肪吸引の方がリーズナブルなのです。
どちらが時間コストを抑えられるか?
脂肪溶解注射は安全面から一度に注入できる量が限られおり、次の注射までは1週間以上の間隔をあける必要があります。顔の場合、1~2カ月程度(注射回数4~5回)で効果が感じられてくるため、顔よりも脂肪が多い二の腕は、効果が出るまでに数カ月以上通院が必要になってしまいます。
一方、脂肪吸引は一度の施術で確実な痩身効果が期待できます。術後は一定期間ダウンタイムがありますが、二の腕は比較的脂肪吸引量が少ないため、症状は軽度です。痛みは強い筋肉痛程度、内出血や腫れは1~2週間程度で治まります。
仕上がりに違いはあるのか?
脂肪溶解注射はどんなに均一に注入を行ったとしても、効果にある程度ムラが出てしまうことがあります。そのため、両腕で左右差が出てしまう可能性も。また、脂肪溶解注射は脂肪を溶かしてくれますが、皮膚には効果がないため、たるみが出てしまう懸念もあります。
脂肪吸引は、取り除く脂肪量の調整が可能なため、左右差のないほっそりとした二の腕に仕上げることが可能です。当院が採用しているベイザー脂肪吸引は皮膚のタイトニング効果が高いため、術後は皮膚が引き締まり、たるみのない仕上がりが期待できます。

治療の 概要 |
ベイザー脂肪吸引:ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。 |
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施術 費用 |
モニター料金:二の腕(両腕)・肩(両腕) 各¥270,000(税込¥297,000) モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷【二の腕の脂肪注入モニター募集】 |
副作用 リスク |
施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
症例の詳細はこちらからご覧いただけます。
結論:コスパがいいのは脂肪吸引
金額・かかる時間・仕上がりごとに比較すると、二の腕の場合、脂肪溶解注射よりも脂肪吸引の方がコスパが良いため、当院では脂肪吸引をおすすめしています。ただし、大幅な変化は望まず、徐々に細くしていきたいなどのご要望がある方には、脂肪溶解注射の方がいい場合も考えられます。ゲストのご希望によっておすすめする施術は変わってきますので、まずは一度クリニックへ相談してみてください。
脂肪溶解注射 | 脂肪吸引 | |
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費用 | ¥1,800,000(税込 ¥1,980,000) ※1cc¥1,800の脂肪溶解注射を1,000cc注入すると想定(片腕の場合) |
¥270,000〜¥380,000(税込¥297,000〜¥418,000) ※当院で両腕を施術した場合の費用 |
施術回数 | 複数回 | 1回のみ |
仕上がり | 効果にムラが出たり、皮膚がたるむ可能性がある | 左右差のない引き締まった二の腕に仕上げることが可能 |
メリット |
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デメリット |
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監修医師
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- THE CLINIC 広島院 院長木村 圭吾
25年間、心臓血管外科をはじめとする幅広い領域で経験を重ねてきた外科専門医。携わってきた手術件数は1万件を超え、がんの摘出、腎臓や肝臓の移植、外傷、内視鏡、救急など多岐にわたる。ゲストのご希望に技術力と安全性の高い施術で応えることをモットーに、診療にあたっている。
資格
- 日本外科学会専門医
- 日本呼吸器学会専門医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
所属学会
- 日本外科学会
- 日本呼吸器外科学会
- 日本呼吸器学会
- 日本消化器外科学会
- 日本胸部外科学会
- 日本癌学会
- 日本内視鏡外科学会
- 日本臨床外科学会