顔に脂肪注入をしようか迷っているのですが、しこりができたり不自然な仕上がりになったりしないか心配です。友人から「腫れが長引いた」という話も聞いて、少し不安になっています。デメリットやリスクについて、詳しく教えていただけますか?

脂肪注入は自分の脂肪を使うためアレルギーリスクが低く、自然な仕上がりが期待できる反面、いくつかのデメリットも存在します。主なものは、注入した脂肪の定着率に個人差があること、しこりや石灰化のリスク、そして注入量やデザインによって不自然な印象になる可能性です。これらのデメリットを回避するためには、脂肪注入の経験豊富な医師に相談することをおすすめします。

デメリット① 定着率に個人差がある

脂肪注入のデメリットとして挙げられるのは、注入した脂肪がすべて定着するわけではない点です。個人差はありますが、一部は体内に吸収されてしまうため、一度の施術で期待通りのボリュームが得られないことがあります。
特に喫煙される方は血行が悪くなり、脂肪に栄養が行き届かず、定着率が下がる傾向があるため注意が必要です。おでこなどボリュームを出したい部位については、複数回の注入が必要になるケースもあります。
私はカウンセリングの際、この定着率と追加注入の可能性を丁寧にご説明するようにしています。

デメリット② しこりや石灰化のリスク

注入した脂肪がしこりになったり、石灰化したりするリスクもゼロではありません。これは、脂肪が十分な栄養を得られず壊死したり、塊になったりすることで起こります。経験の浅い医師が一度に大量の脂肪を顔に注入したり、注入層が適切でなかったりすると、このリスクは高まります。
これらのリスクは、良質な脂肪を使用することと、適切に注入する技術を持ったドクターに施術してもらうことで回避可能です。

当院では、採取した脂肪を専用機器で遠心分離し、不純物を徹底的に取り除いたCRF(コンデンスリッチファット)やさらに微細な脂肪を抽出したマイクロCRFを注入しています。CRFは良質な脂肪細胞と幹細胞の濃度が高く、定着率が非常に優れているという特長があります。

どんなに良質な脂肪でも、かたまりで注入してしまうとしこりになり、デコボコした仕上がりになりかねません。当院では、脂肪を分散して細かく注入する技術・マルチプルインジェクションを採用し、しこりリスク軽減と脂肪の定着率アップに努めています[1][2]。目の下など、より皮膚が薄く繊細な部位には、特殊な注射器「マフトガン」を使用し、240〜90分の1ccという、非常に細かい粒で脂肪を注入しています。

不自然な仕上がりを避けるデザイン力

ご質問で気にされている「不自然な仕上がり」は、主に注入量やデザインの失敗によって起こります。
当院では仕上がりの希望をしっかりヒアリングした上で、顔全体のバランスを見ながら、どこにどれくらい注入するかを見極めています。事前に細かくマーキングすることで、繊細な施術が可能になり、バランスの整った自然な仕上がりが叶います。

執刀医 木村 圭吾
施術名 マイクロCRF注入
施術
概要
皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入。
施術
費用
(モニター)
¥260,000〜550,000(税込¥286,000〜605,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【お顔の脂肪注入モニター募集】
施術の
副作用・
リスク
施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

医師・クリニック選びがリスクを最小化する鍵

これらのデメリットを最小限に抑えるには、経験豊富で技術力の高い医師を選ぶことが最も重要です。脂肪注入は、単に脂肪を注入すれば良いというものではなく、顔全体の骨格、筋肉、皮膚の状態を総合的に判断し、将来的な変化まで見越したデザイン力と、それを実現する繊細な注入技術が求められます。複数のクリニックでカウンセリングを受け、ご自身の疑問や不安を解消し、信頼できる医師を見つけることが成功への第一歩となるでしょう。

監修医師

木村 圭吾
THE CLINIC 広島院 院長木村 圭吾

25年間、心臓血管外科をはじめとする幅広い領域で経験を重ねてきた外科専門医。携わってきた手術件数は1万件を超え、がんの摘出、腎臓や肝臓の移植、外傷、内視鏡、救急など多岐にわたる。ゲストのご希望に技術力と安全性の高い施術で応えることをモットーに、診療にあたっている。

資格

  • 日本外科学会専門医
  • 日本呼吸器学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医

所属学会

  • 日本外科学会
  • 日本呼吸器外科学会
  • 日本呼吸器学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本癌学会
  • 日本内視鏡外科学会
  • 日本臨床外科学会