脂肪注入豊胸を考えているのですが、ネットで「効果がなかった」「全然バストアップしなかった」という口コミを見かけました。脂肪注入豊胸は他の豊胸術より効果が出にくいのでしょうか?
正しい注入量、注入方法で行えば、十分なバストアップ効果が期待できます。
ポイント① 良質な脂肪を使う
脂肪は不純物が混ざっている状態だと、定着しにくくなります。脂肪の定着率を上げるには、不純物が除去された良質でクリーンな脂肪注入が不可欠です。当院では、現在豊胸手術に使われている脂肪の加工技術の中でもクリーンな脂肪加工が可能なコンデンスリッチ法を採用しています。濃縮することで、脂肪の定着率をアップさせる脂肪幹細胞も豊富に含まれ、バストへの定着率アップが可能です。
従来の脂肪注入豊胸とコンデンスリッチ豊胸の違い
- 従来の脂肪注入豊胸
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不純物や老化細胞が除去しきれてないため、体積あたりの健全な細胞数が少ない
- コンデンスリッチ豊胸
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不純物や肥大化した老化細胞の排除で密度が高まり、体積あたりの健全な細胞数が多い
ポイント② 脂肪を注入しすぎない
脂肪注入豊胸は、注入する量が多いほどバストアップできる、と思われている方がいらっしゃいますが、それは間違いです。目いっぱい脂肪を入れてしまうと、バスト内の密度が高くなり、脂肪全体に酸素や栄養が行き渡らず、脂肪が壊死してしまいます。一度に注入できるのはバストの状態によって個人差はありますが、多くて片胸250cc程度です。バストに余裕を持たせることで脂肪全体に栄養が行き渡り、定着率が上がります。
ポイント③ 細かく分散して注入する
脂肪をかたまりで注入してしまうと、注入した脂肪に十分な酸素や栄養が行き渡りません。医学論文では、注入時の直径が2.4mm以上になってしまうと、栄養や酸素が中心まで行き渡らず、脂肪が壊死して定着しなくなることが報告されています[1]。そのため、当院では注入脂肪の直径を2.4mm未満に維持するというやり方(コールマンテクニック)を採用し、脂肪注入豊胸を行っています。
脂肪注入豊胸のポイント
- 大量の脂肪を
注入した場合 -
密度が高すぎて酸欠状態になり、しこりができてしまう
- 脂肪を
塊で注入した場合 -
中央部分に栄養素が行き届かず、しこりができてしまう
- 適切な量を
分散注入した場合 -
クリーンな脂肪を多層に分けて注入していくことで定着率が高まる
ポイントを押さえればバストアップが可能
これらのポイントを守ることで脂肪は定着しやすくなり、自然で柔らかなバストアップが期待できます。逆に言うと、これらのポイントを守らないと、せっかく脂肪を注入しても定着しません。脂肪注入豊胸をする際は、カウンセリングでクリニックが行っている脂肪注入豊胸の種類や、ドクターの技術を見極めたうえで決定しましょう。
当院では、カウンセリングで効率的に情報収集していただくための質問集をご用意しております。他クリニックでのカウンセリングでも、ぜひご活用ください。


治療の 概要 |
コンデンスリッチ豊胸:太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する豊胸手術。ベイザー脂肪吸引を併用することで、より美しいボディラインに仕上がる。 |
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施術 費用 |
モニター料金:¥880,000〜(税込¥968,000〜) モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷【美バスト豊胸モニター募集】 |
副作用 リスク |
脂肪吸引部位: 疼痛、浮腫、内出血、色素沈着、熱傷、知覚障害、凸凹、たるみ、引き攣れなど。 バスト: 疼痛、腫れ、内出血など。 (※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。) |
症例の詳細はこちらからご覧いただけます。
監修医師
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- THE CLINIC 広島院 院長木村 圭吾
25年間、心臓血管外科をはじめとする幅広い領域で経験を重ねてきた外科専門医。携わってきた手術件数は1万件を超え、がんの摘出、腎臓や肝臓の移植、外傷、内視鏡、救急など多岐にわたる。ゲストのご希望に技術力と安全性の高い施術で応えることをモットーに、診療にあたっている。
資格
- 日本外科学会専門医
- 日本呼吸器学会専門医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
所属学会
- 日本外科学会
- 日本呼吸器外科学会
- 日本呼吸器学会
- 日本消化器外科学会
- 日本胸部外科学会
- 日本癌学会
- 日本内視鏡外科学会
- 日本臨床外科学会