脂肪吸引を考えているんですが、やっぱり術後の傷跡が心配で…。せっかく綺麗になっても、傷跡が目立ったらどうしようって不安になります。傷跡ってどのくらい残るものなんでしょうか?できるだけ目立たなくする方法があれば、ぜひ教えてほしいです。
脂肪吸引後の傷跡は、適切な施術と術後ケアでほとんど目立たない状態にできます。切開は数ミリ程度で、目立ちにくい位置を選んで行うのでご安心ください。
傷跡を目立たせないための工夫
脂肪吸引後の傷跡についてのご心配、とてもよく分かります。私の外来でも、多くの方が「せっかく痩せても傷跡が目立つのは嫌だ」というお気持ちを打ち明けてくださいます。
脂肪吸引では、脂肪を吸引するための細い管、カニューレを皮膚に挿入するために、数ミリ程度の小さな切開が必要です。この切開が傷跡として残る可能性があります。傷跡の目立ちやすさは、切開位置、縫合方法、術後の管理、そしてゲストの体質(ケロイド体質かどうかなど)によって大きく左右されます。
私たちは、この傷跡を最小限にするために、挿入部位をできるだけ目立たないように工夫しています。例えば、お腹の脂肪吸引ではへその中や下着で隠れる部分、二の腕であれば脇の下など、皮膚のしわや影になる部分、あるいは露出の少ない部分を選んで切開します。こうすることで、術後の傷跡がほとんど気にならないレベルに落ち着くことが多いです。実際に多くの症例写真をご覧いただくと、その仕上がりに驚かれる方も少なくありません。
カウンセリングでは「どの部位からカニューレを入れるのか」「切開跡がどこに残るのか」を具体的に確認することが大切です。
傷跡が治るまでの経過とタイミング
脂肪吸引は、術後すぐに完成形になるわけではありません。術後には、痛みや腫れ、内出血といったダウンタイムがあります。内出血が起こると、その色素が皮膚に残って一時的に色素沈着を起こすことがありますが、これも時間とともに薄くなっていきます。
例えるなら、転んで膝を擦りむいた後に、最初は赤く腫れて、その後に茶色っぽい跡が残って、徐々に消えていくのと似ていますね。焦らず、体の回復を待つことが大切です。
通常、傷跡の赤みは数週間から数カ月かけて徐々に薄くなり、最終的な仕上がりは半年から一年程度が目安です。この回復過程で、適切なケアを続けることが傷跡を目立たなくする鍵となります。
傷跡を目立たなくするための具体的なセルフケア
傷跡をより綺麗に治すためには、術後のケアが非常に重要です。ここでは、ゲストご自身でできる具体的なケア方法をお伝えします。
術後の圧迫固定
圧迫固定は、腫れや内出血を抑えるだけでなく、皮膚と組織をしっかりと密着させ、たるみや凸凹を防ぎ、傷跡の治りを良くする効果があります。例えば、洋服の型崩れを防ぐためにアイロンをかけるように、皮膚も正しい形に整えるイメージですね。
傷口が閉じた後のケア
保湿ケアやマッサージ、場合によっては色素沈着を抑えるクリームの使用なども有効です。このようなケアを継続することで、傷跡はより目立たなくなっていきます。
紫外線対策
紫外線対策も重要なポイントです。傷跡が紫外線にさらされると色素沈着が悪化しやすいため、日焼け止めや保護テープなどで患部を守ることをおすすめします。
傷跡に不安がある方はご相談ください
脂肪吸引には、痛みや腫れ、内出血、そして皮膚の凸凹やたるみ、引き攣れといったリスクが伴うことを、私はカウンセリングの際、必ず正直にお伝えしています。これらのリスクを最小限に抑え、傷跡をきれいに治すためには、経験豊富な医師による適切な施術と、ゲストご自身による丁寧な術後ケアのどちらも欠かせません。
体質によっては、ケロイド体質の方など、傷跡が残りやすい方もいらっしゃいます。過去に怪我や手術で傷跡が盛り上がった経験がある方は、必ず事前にお伝えください。そのような場合は、切開位置の選択や術後の管理方法を慎重に計画する必要があります。
カウンセリングでは、ゲストお一人おひとりの状態を詳しく診察し、リスクを考慮した上で、最も適切な治療計画をご提案させていただきます。ご不安な点があれば、どんな些細なことでも遠慮なくご相談ください。
監修医師
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- THE CLINIC 広島院 院長木村 圭吾
25年間、心臓血管外科をはじめとする幅広い領域で経験を重ねてきた外科専門医。携わってきた手術件数は1万件を超え、がんの摘出、腎臓や肝臓の移植、外傷、内視鏡、救急など多岐にわたる。ゲストのご希望に技術力と安全性の高い施術で応えることをモットーに、診療にあたっている。
資格
- 日本外科学会専門医
- 日本呼吸器学会専門医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
所属学会
- 日本外科学会
- 日本呼吸器外科学会
- 日本呼吸器学会
- 日本消化器外科学会
- 日本胸部外科学会
- 日本癌学会
- 日本内視鏡外科学会
- 日本臨床外科学会

