石灰化したシリコンバッグを脂肪注入で改善

41歳女性 身長:162cm 体重:54.6kg BMI:20.8

シリコンバッグ抜去と脂肪注入を行ったゲストの症例です。
執刀医は木村ドクターです。

木村 圭吾ドクター

  1. シリコンバッグ抜去+コンデンスリッチ豊胸の施術前の症例写真(41歳/女性)
    シリコンバッグ抜去+コンデンスリッチ豊胸の施術前
  2. シリコンバッグ抜去+コンデンスリッチ豊胸の施術後の症例写真(41歳/女性)
    シリコンバッグ抜去+コンデンスリッチ豊胸の施術後
治療の
概要
シリコンバッグ抜去+コンデンスリッチ豊胸:シリコンバッグのトラブルに対してバッグの摘出を行い、代わりに良質な自己脂肪(コンデンスリッチファット:CRF)を注入する豊胸手術。脂肪は太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。ベイザー脂肪吸引を併用することで、より美しいボディラインに仕上がる。
施術
費用
モニター料金:¥1,064,000(税込¥1,170,400)

モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【バッグ摘出・再生豊胸モニター募集】
副作用
リスク
脂肪吸引部位:疼痛、浮腫、内出血、色素沈着、熱傷、知覚障害、凸凹、たるみ、引き攣れなど。
バスト:疼痛、腫れ、内出血など。 (※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。)

ゲストのお悩み

約20年前にシリコンバッグ豊胸を受けられたゲストです。
経年変化によりバストの見た目に違和感が生じ、「体の中に異物が入っている状態をやめたい」とご相談いただきました。
また、将来的に乳がん検査のエコーやマンモグラフィを受けることも見据え、脂肪注入豊胸で置き換えたいと希望されていました。
そこで今回は、シリコンバッグ除去と同時に、ご自身の脂肪を注入する修正術を行いました。

シリコンバッグ除去と脂肪注入の同時施術

もともと大きなシリコンバッグが入っている場合、バッグを取り出すとその分バストのボリュームが失われてしまいます。そのため、今回のゲストのように、シリコンバッグ抜去と同時に脂肪注入豊胸を希望される方は少なくありません。
シリコンバッグ豊胸後のバストは、バッグによって胸の皮膚が伸びている状態のため、注入した脂肪が圧迫されにくく、定着しやすいというメリットがあります。注入脂肪がバスト内で圧迫されないことで、栄養や酸素が十分に行き渡り、定着を促すことができます。
一方で、シリコンバッグが入っていた空間へそのまま脂肪を注入してしまうと、脂肪に十分な栄養が届かず、しこりの原因となる場合があります。
そのため当院では、シリコンバッグを取り出した直後にバッグが入っていた位置を正確に確認しながら、バッグが入っていた空間を避け、その周囲へ丁寧に脂肪を注入することで、しこりのリスクを抑えています。
また、同時に施術を行うもう一つの理由は、組織の癒着を防ぐためです。シリコンバッグ除去から数ヶ月が経過すると、バッグが入っていたスペースが閉じて組織や皮膚が癒着してしまいます。癒着が進んだ状態では、後に脂肪を注入しても皮膚がきれいに持ち上がらず、バストの形に悪影響を及ぼすことがあります。シリコンバッグ除去と脂肪注入を同時に行うことで、脂肪を均一に注入しながらバストラインを整えることが可能です。
また、術前からわずかな左右差が見られたため、右側へ脂肪を多めに注入し、左右のバランスも細かく調整しました。

炎症によりシリコンバッグが石灰化

シリコンバッグの除去時に、バッグ周囲の被膜に石灰化が確認されました。石灰化とは、シリコンバッグを包み込む被膜の周りにカルシウムの結晶が付着し、石のように硬くなってしまう現象のことです。これは、長期間にわたりバッグの周囲で炎症が起き続けていた証拠でもあります。
実際に今回のケースでは、被膜の癒着が非常に強く、石灰化によって組織が硬くなっていました。癒着を剥がして取り出そうとしたところ、バッグが経年劣化により裂けてしまうほどの状態でした。除去後のさらなる炎症やトラブルを防ぐために内部を丁寧に洗浄し、慎重にバッグを全て取り出してから、脂肪注入を行っています。

症例写真から見る術後のビフォーアフター

石灰化によって変形していたバストは、本来のなだらかで自然なバストに改善していることがわかると思います。
また、シリコンバッグ除去前と比較しても、脂肪注入によって十分なボリュームが維持されており、サイズの変化を最小限に抑えることができました。ご自身の脂肪で修正したことで、見た目だけでなく触り心地も自然な仕上がりとなりました。

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情報提供医師

木村 圭吾
THE CLINIC 広島院 院長木村 圭吾

25年間、心臓血管外科をはじめとする幅広い領域で経験を重ねてきた外科専門医。携わってきた手術件数は1万件を超え、がんの摘出、腎臓や肝臓の移植、外傷、内視鏡、救急など多岐にわたる。ゲストのご希望に技術力と安全性の高い施術で応えることをモットーに、診療にあたっている。

資格

  • 日本外科学会専門医
  • 日本呼吸器学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医

所属学会

  • 日本外科学会
  • 日本呼吸器外科学会
  • 日本呼吸器学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本癌学会
  • 日本内視鏡外科学会
  • 日本臨床外科学会