脂肪豊胸の定着率は、クリニックによって差があると聞きました。せっかく手術を受けるなら、できるだけ多くの脂肪を定着させたいですし、クリニック選びで結果に差が出るのであれば、そのポイントをしっかり知っておきたいです。施術方法や医師の技術によって変わるものなのでしょうか?
はい、定着率はクリニックによって差が出ることがあります。差が出るのは、①脂肪の採取方法 ②採取した脂肪の処理方法 ③注入する医師の技術の3つです。
定着率に差が出る3つの理由
日々のカウンセリングでも、脂肪豊胸の定着率についてのご質問は本当によくいただきます。定着率に差が出る理由は、主に3つの要素に分けられます。
1つ目は、太ももやお腹などから脂肪を採取する際の方法です。吸引圧の設定や採取の丁寧さによって脂肪細胞へのダメージが変わり、その後の定着率に影響します。2つ目は、採取した脂肪の処理方法です。ただ注入するのではなく、純度の高い良質な脂肪だけを選別して濃縮することで、定着率を高めることができます。3つ目は、バストへの注入技術です。どの層に、どれくらいの量を、どのように配分するかという判断と、それを正確に実現する手技が、定着率を大きく左右します。
ゲストの脂肪は、限りある大切な「財産」です。だからこそ当院では、採取から注入までのすべての工程で丁寧に扱い、最大限に活かすことを大切にしています。
脂肪が定着しなかった背景には、注入した脂肪細胞が生き続けるために必要な血流や酸素が足りなかったり、脂肪そのものの状態が影響したりと、いくつもの要因が考えられます。
脂肪の質を高める当院の取り組み
当院では、この「脂肪の質」を非常に重視しています。採取した脂肪を特許技術を用いた遠心分離にかけ、老化細胞や血液などの不純物を徹底的に除去し、健全な脂肪細胞だけを濃縮します。こうして得られる濃縮脂肪は「コンデンスリッチファット(CRF)」と呼ばれ、当院の脂肪豊胸はこのCRFを注入する術式です。畑に蒔く種にたとえるなら、発芽する見込みの高い、良い種だけを選び抜くイメージです。
クリニックを選ぶ際は、「どのような脂肪処理技術を使っているか」「なぜその方法が定着率に有利なのか」を具体的に説明してくれるかどうかを、確認基準にされると良いでしょう。
実際、脂肪の処理方法や注入技術によって術後の体積残存率(定着率)が変わることは、学術的にも報告されています[1]。
医師の技術と経験がもたらす影響
脂肪の質だけでなく、それをどこに、どれくらいの量、どのように注入するかという医師の技術も非常に重要です。バストの解剖学的な構造を熟知し、血管や神経を傷つけずに、脂肪が定着しやすい層を見極めて均一に注入することが求められます。
私も日々のカウンセリングで、バストの形や皮膚の柔らかさ、「1回でできるだけ大きくしたい」というご希望を考慮しながら、最適な注入プランを立てています。症例写真をお見せしながら「この部分にこれくらいの量を入れられますよ」と具体的にご説明し、術後のイメージを明確に持っていただけるよう努めています。安全性を最優先にしたうえで最良の結果を出すことが、私の役割だと考えています。
| 執刀医 | 木村 圭吾 |
|---|---|
| 施術名 | コンデンスリッチ豊胸 |
| 施術 概要 |
太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する豊胸手術。ベイザー脂肪吸引を併用することで、より美しいボディラインに仕上がる。 |
| 施術 費用 (モニター) |
¥864,000(税込¥950,400) モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷【ナチュラルバスト豊胸モニター募集】 |
| 施術の 副作用・ リスク |
脂肪吸引部位: 疼痛、浮腫、内出血、色素沈着、熱傷、知覚障害、凸凹、たるみ、引き攣れなど。 バスト: 疼痛、腫れ、内出血など。 (※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。) |
脂肪豊胸の効果とシリコンバッグ豊胸との違い
脂肪豊胸はご自身の脂肪を使うため非常に自然な仕上がりが期待できますが、一度に増やせる量には限りがあります。使えるのはご自身の脂肪だけで、まさに「財産」だからです。実際、脂肪豊胸で定着する脂肪の割合はおおむね6〜8割程度と報告されており[2]、もし「1度の施術で確実にボリュームアップしたい」という強いご希望があれば、正直なところシリコンバッグが選択肢の一つになることもあります。
また当院では、シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせたプレミアムハイブリッド豊胸もご用意しています。バッグでしっかりとボリュームを出しながら、その輪郭を自身の脂肪を注入することで、1回の施術で大きさと自然な仕上がりの両立を目指す術式です。
定着率を左右する術後のケア
施術後の過ごし方も、定着率に影響します。注入した脂肪が定着していく術後3ヵ月ほどの期間は、ダイエットを控え、痩せないように注意してください。定着した脂肪はご自身の体の一部なので、急激な体重減少は注入した脂肪にも影響します。また、バストへの強い圧迫やマッサージも、脂肪が馴染むまでは避けていただきます。
このように、施術そのものだけでなく、術後の過ごし方も最終的な定着率を左右する要素のひとつです。脂肪豊胸は、医師とゲストの二人三脚で作り上げていくものだと考えています。カウンセリングでは「術後どのようなケアが必要か」「どのような生活習慣が定着率に影響するか」も、具体に聞いておくことをおすすめします。
脂肪豊胸の定着率は、脂肪の採取・処理・注入という3つの技術の積み重ねで差が出ます。クリニックを選ぶ際は、脂肪処理の方法とその根拠、達成できる範囲を正直に説明してくれるか、そして術後ケアまで具体的に案内してくれるかを基準にされると安心です。当院でも、ゲストと二人三脚でできるだけ高い定着率を目指してサポートいたします。
監修医師
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- THE CLINIC 広島院 院長木村 圭吾
25年間、心臓血管外科をはじめとする幅広い領域で経験を重ねてきた外科専門医。携わってきた手術件数は1万件を超え、がんの摘出、腎臓や肝臓の移植、外傷、内視鏡、救急など多岐にわたる。ゲストのご希望に技術力と安全性の高い施術で応えることをモットーに、診療にあたっている。
資格
- 日本外科学会専門医
- 日本呼吸器学会専門医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
所属学会
- 日本外科学会
- 日本呼吸器外科学会
- 日本呼吸器学会
- 日本消化器外科学会
- 日本胸部外科学会
- 日本癌学会
- 日本内視鏡外科学会
- 日本臨床外科学会

