顎下の脂肪吸引を受けたいけど、施術後に皮膚がたるまないかが不安…。せっかく顔の脂肪吸引でフェイスラインをすっきりさせても、たるんだら本末転倒だし。実際にたるみやすいのか、またたるみを防ぐ方法があるのか、詳しく教えていただけますか?
顔の脂肪吸引は、必ずしもたるみやすいわけではありません。適切な層・量の吸引なら皮膚は自然に収縮し、フェイスラインは引き締まります。
顔の脂肪吸引とたるみの関係
私もカウンセリングで、顔の脂肪吸引を希望されるゲストから、たるみに関するご不安をよくお聞きします。脂肪吸引は脂肪を取り除く施術ですから、脂肪がなくなった分、皮膚が余ってしまわないか心配になるのは当然です。
実は、若いうちに余分な脂肪を取り除くことで、将来的に皮膚が伸びてたるんでしまうリスクを減らし、すっきりとしたフェイスラインを長く保つ効果が期待できます。年齢を重ねると、脂肪の重みで皮膚が伸びてしまい、結果的にたるみが進行しやすくなるからです。適切なタイミングで適切な箇所、量での脂肪吸引は、むしろ将来の顔のたるみ予防にもつながります。
| 執刀医 | 木村 圭吾 |
|---|---|
| 施術 概要 |
ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。 |
| 施術 費用 (モニター) |
¥270,000(税込 ¥297,000):1部位 モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷【顔の脂肪吸引モニター募集】 |
| 施術の 副作用・ リスク |
疼痛、浮腫、内出血、色素沈着、熱傷、知覚障害、凸凹、たるみ、引き攣れなど。 (※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。) |
たるみが生じる主な原因と判断基準
顔の脂肪吸引後にたるみが生じる原因はいくつか考えられます。一つは、吸引量が多すぎることです。皮膚の収縮力に対して脂肪の吸引量が多すぎると、皮膚の収縮が追いつかず、結果的にたるみが生じてしまうケースも残念ながらあります。
また、吸引する層が浅すぎると皮膚表面が波打つリスクがあり、逆に深すぎる層だけを吸引すると皮膚の収縮が十分に起こりにくくなります。顎下という部位は特に皮膚が薄く、筋肉の動きも複雑なため、脂肪吸引の技術と経験が問われる部位と言えます。
そして、たるみやすさには皮膚の状態も影響します。年齢を重ねた方や、もともと皮膚の弾力が低い方は収縮力が弱いため、同じ施術内容でも皮膚が余りやすくなる傾向があります。
こうした点は、私たち医師が特に注意して診察・デザインする部分です。カウンセリングでは、皮膚の厚み・弾力・年齢・脂肪の付き方を総合的に評価し、たるみのリスクを最小限に抑える吸引計画を立てています。
たるみを防ぐためのアプローチ
たるみを防ぎ、美しいフェイスラインを手に入れるためには、いくつかポイントがあります。
まず、ザクリニックで採用しているベイザー脂肪吸引は、脂肪を吸引するだけでなく、皮膚の引き締め効果も期待できる施術です[1][2]。ベイザー波という特殊な超音波を照射することで、脂肪細胞だけをバラバラにして吸引するため、周囲の組織へのダメージを最小限に抑え、皮膚の収縮を促す効果も期待できます。
さらに、当院の脂肪吸引では全例、スーパーフィッシャル・リポサクション技術を用います。これは、皮膚に近い浅い脂肪層まで丁寧に吸引する技術で、より効果的に皮膚の収縮を促します[3]。ドクターの経験と技術力が非常に重要になりますが[4]、顎下という繊細な部位だからこそ、浅い層と深い層のバランスを見極めながら吸引することが、たるみを防ぐ鍵になります。
タイトニング治療との併用でさらに効果的に
カウンセリングの際にもよくお伝えするのですが、脂肪吸引だけだと、もともと皮膚のたるみが気になる方には少し物足りないことがあります。その場合、脂肪吸引と同時に、熱で皮膚をぎゅっと縮めるRFタイトニング治療を併用すると、たるみ予防につながります。
例えば、モフィウス8のような施術です。これは、脂肪吸引後の皮膚の収縮をさらに後押しし、よりシャープなフェイスラインを作るのに非常に効果的です。
大切なのは事前の診察と医師の経験
たるみを防ぐために最も大切なのは、ゲストお一人おひとりの皮膚の状態、脂肪の付き方、年齢などを総合的に評価し、適切な吸引量を、適切な層から、そして適切な機器や手技で吸引することです。ご不安が大きいからこそ、私のカウンセリングでは、多数の症例写真を用いて、顎下だけを吸引した場合と、頬も同時に吸引したりタイトニング治療を併用したりした場合とで、どのように仕上がりが変わるのかを視覚的に分かりやすくご説明しています。
もしご不安な点があれば、どんな些細なことでも遠慮なくご相談ください。
出典
- 1.A Multicenter, Prospective, Randomized, Single-Blind, Controlled Clinical Trial Comparing VASER-Assisted Lipoplasty and Suction-Assisted Lipoplasty.(Plast. Reconstr. Surg. 129:681e-689e.2012)
- 2.Bao Ngoc N Tran,et al. Safety and Efficacy of Third-Generation Ultrasound-Assisted Liposuction: A Series of 261 Cases. Aesthetic Plast Surg. 2022 Oct;46(5):2310-2318.
- 3.Bao Ngoc N Tran,et al. Safety and Efficacy of Third-Generation Ultrasound-Assisted Liposuction: A Series of 261 Cases. Aesthetic Plast Surg. 2022 Oct;46(5):2310-2318.
- 4.Youn Hwan Kim et al. Analysis of postoperative complications for superficial liposuction: a review of 2398 cases. Plast Reconstr Surg. 2011 Feb;127(2):863-871.
監修医師
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- THE CLINIC 広島院 院長木村 圭吾
25年間、心臓血管外科をはじめとする幅広い領域で経験を重ねてきた外科専門医。携わってきた手術件数は1万件を超え、がんの摘出、腎臓や肝臓の移植、外傷、内視鏡、救急など多岐にわたる。ゲストのご希望に技術力と安全性の高い施術で応えることをモットーに、診療にあたっている。
資格
- 日本外科学会専門医
- 日本呼吸器学会専門医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
所属学会
- 日本外科学会
- 日本呼吸器外科学会
- 日本呼吸器学会
- 日本消化器外科学会
- 日本胸部外科学会
- 日本癌学会
- 日本内視鏡外科学会
- 日本臨床外科学会

